第35回~ノルディックウォーキングをリハビリテーションに活用

 

今回は「ノルディックウォーキングをリハビリテーションに活用」です。

 

本来ノルディックウォーキングは歩行運動の一つとして用いられてきましたが最近ではリハビリテーションの場面でも用いられるようになってきました。

 

例えばパーキンソン病患者の場合、小刻みに脚を振り出して歩く「小刻み歩行」という特徴的な歩き方がみられるようになります。

 

また体の筋肉の緊張が高まりやすく体の動きの硬さがみられるようになります。

 

こういった方にノルディックウォーキングを行うことで脚を大きく振りだすことがイメージしやすく、また2本のポールを前方へ出そうとすると自ずと体のひねりがみられるようになります。

 

そしてより理想的な歩行を意識しやすいことから私自身も実際のリハビリテーションで使用することがあります。

 

また一般的な杖に比べるとスタイリッシュなため患者さんの受け入れがいいことも特徴の一つです。

 

このように様々な場面で用いられることが増えており今後も多くの効果的な使用方法が確立されることを望みます。

 

次回は「水の中でのウォーキング」についてお話しします。

 

島根大学医学部附属病院:川本晃平