第8回~高齢者の歩き方

 

今回は「高齢者の歩き方」についてです。

 

前回もお話ししましたが高齢者になると筋力や体力、バランス能力が徐々に低下していき、姿勢も変化していきます。

 

それに伴って歩き方にも変化がみられます。

 

高齢者の歩行の特徴として、以下のものがあげられます。

 

①歩行速度の低下

②歩幅の短縮

③片足が床から離れている時間の短縮、両足が着いている時間の延長

④つま先が外側をむきやすい

⑤足を床から上げる高さの低下

⑥腕振りの減少

⑦胴体のひねりの減少

⑧不安定な方向転換

⑨歩く中での足首と股関節の動きの減少

⑩体が前かがみになり、ひざが曲がりやすい

 

などがあります。

 

これらが全て当てはまることもあれば一つもしくはいくつかあてはまる場合もあります。

 

これらは年齢を重ねるとともにいつの間にか進行していることが多く、なかなかすぐには気づかないこともあります。

 

そのためぜひ知識のある専門家に定期的に検査してもらうことをおすすめします。

 

次回は「高齢者の歩きと転倒について」です。

 

島根大学医学部附属病院:川本晃平