第26回~骨強度を高める運動②

 

今回は「骨強度を高める運動②」です。

 

かかとを上げ下げする運動で、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋(かたいさんとうきん)を強化する運動です。

 

この運動はかかとを上げて下ろすため骨に衝撃が加わる運動となり、この衝撃によって大腿骨頚部(太ももの骨の付け根の部分、転倒によって骨折しやすく血流が悪いため骨折した場合、手術となることが多い部分)の骨強度を高める効果が期待できるとされています。

 

方法はつま先を前に向けた状態で肩幅程度に足を開き、膝を伸ばしたままかかとをしっかりと上げつま先立ちをします。

 

そしてかかとをゆっくりと下ろします。

 

バランスがとりづらい場合は安定した台や壁を片手で軽く支持して行なってください。

 

また立って行うことが難しい場合はいすに座った状態で同様にかかとの上げ下げ運動を行なってください。

 

この運動を行うことで下腿三頭筋以外に足の指を曲げる筋肉も使うことから、足の指および足先で踏みこむ力が鍛えられるため歩行の安定や転倒予防も期待できるとされています。

 

1日50回行うことが推奨されていますが、一度に行うことが難しい場合は数回に分割して行なってください。

 

次回は「骨粗鬆症と食事」です。

 

島根大学医学部附属病院:川本晃平