ロコモを予防していつまでも自分の足で歩こう
健康寿命・介護予防を阻害する3大因子って知っていますか?
健康寿命・介護予防を阻害する3大因子は、
①認知症
②メタボリックシンドローム
③ロコモティブシンドローム
の3つです。
認知症やメタボと聞いて良いものと思う方はいないでしょうし、予防しよう!と思う方が多いのではないでしょうか。
では、ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)と聞いて皆さんは何を思いますか?
「なにそれ?」
「イメージがつかない。」
といった意見が多いと思います。
しかし、近年このロコモの3大原因である①変形性膝関節症 ②変形性腰椎症 ③骨粗鬆症が増加しており、70歳以上では95%がどれかに当てはまっていると推測されています。
そのため、新国民病として大きな問題となっているのです。
「ロコモ」って何?
「運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態」と定義されています。
運動器というのは、骨、関節、筋肉や神経で構成されており、人が自分の体を自由に動かせるのは運動器の働きによるものです。
運動器が障害されることで、移動能力が低下し、筋肉量が低下、関節が痛くなる、動かなくなる、さらに移動能力が低下する、この悪循環の結果、要介護状態となり、寝たきりとなってしまうのです。
要介護認定者の25%は運動器の問題?
要介護認定者は全国に約608万人と推測されています。
その原因は、メタボが関与することもある脳血管疾患が16.6%、認知症が18.0%となっていますが、ロコモが関与する運動器の障害はなんと25%と最も高い割合を占めています。
このことからも分かるようにロコモは皆さんの健康寿命を低下させてしまうのです。
「ロコモ = 高齢者」は間違い?
ロコモや要介護と聞いて「高齢者のこと」「自分には関係ない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
それは大きな間違いです。
わかりやすくするために、筋肉量と骨量についての話をします。
筋肉量は10代でピークを迎え、20歳から60歳までの40年で15~20%低下すると言われています。
骨量は20歳前後で最大に達し、40代半ばくらいまでは一定の骨量を維持できますが、その後は加齢とともに徐々に減少すると言われています。
このことからピークは10~20代には過ぎていることが分かります。
そのため、若いからと言って運動しなければ、筋肉量や骨量はどんどん減少していきます。
30~40代になるとロコモの3大原因でもある変形性関節症の症状もあらわれ、早い方では50代で手術を余儀なくされることもます。
そうなれば高齢になってからの寝たきりのリスクは格段に増加してしまいます。
そのならないためにも若いうちから自分自身を知り、早めの対策をとりましょう。
さぁ、ATReでロコモ予防!!
前述したようにロコモは新国民病として大きな問題となっています。
そのため、皆さんがいつまでも自分の足で歩き、夢を追い続けるためにはロコモ予防が重要になります。
まずはロコモチェックにより、自分自身の現状を把握することから始めてみましょう。
代表的なテストとして、立ち上がりテストや2ステップテスト等が紹介されており、アトリでもこれらのテストを使用して簡易的にロコモの状態を把握することができます。
また、他ではできないアトリの特徴として、動作を分析し、映像ですぐにフィードバックすることが可能です。
それにより、自分自身の状態をよりわかりやすく把握でき、モチベーションの向上にもつながると思います。
テスト後には理学療法士が1人1人に合わせた運動指導を行い、健康寿命の延長を手助けします。
さらにロコモは栄養との関係も報告されており、アトリでは管理栄養士による栄養指導も受けることが出来ます。
代表的なテストから映像分析、理学療法士による運動指導、管理栄養士による栄養指導までアトリには皆さんをサポートする万全の体制が整っています。
アトリは皆さんの心からの笑顔と健康のために全力でサポートします!
さぁ一緒にATReでロコモ予防を行いましょう!!
アトリ介護予防体操始めました
皆さんは健康のために運動を出来ていますか?
「しないといけないのは分かっているけど外に出る元気がない」
「運動はしたいけど立って行うのは怖い」
このような方が多いのではないでしょうか?
そんな方に少しでも運動をしてほしい、健康でいてほしいという思いからアトリの理学療法士が「介護予防体操」を作成しました。
この体操の特徴は
- 自宅でも行える
- 座って安全に行える
そして最大の特徴として「誰でも行える」ということがあります。
まずはアトリ介護予防体操で健康への1歩を踏み出してみましょう!