前回は知っていれば得するサイドステップの注意点 第1段としてサイドステップとケガのリスクについてご紹介しました。
今回は第2弾としてパフォーマンスUPのために知っておくことをご紹介します。
前回もお話しましたが、サイドステップは細かい移動には有効ですが、大きな移動には適していません。
細かい動きに対応しているのでフェイントをかけられた時の切り返しにも対応できます。
しかし、大きな移動の場合はサイドステップでは対応できません。
無理についていこうとするとケガのリスクを高めてしまいます。
その時に使うのクロスオーバーステップです。
※クロスオーバーステップについては次回お伝えいたします。
クロスオーバーステップは大きな移動に適していますので、相手が大きく動いたときついていくことが出来ます。
しかし、大きく足を出すので細かい動きにはついていけません。
フェイントに対応することはできません。
サイドステップとクロスオーバーステップはどちらもメリット、デメリットあります。
それぞれの動作が出来ることが最低限必要なことですが、パフォーマンスをUPさせるために重要なことはどこでサイドステップを使うのか、どこでクロスオーバーステップを使うのかを判断することです。
①まずそれぞれのメリット、デメリットを知ること
②動作が出来るように練習すること
③どのタイミングで使うのかを判断できるようにすること
動作を習得しても使うタイミングが分からなければ意味がありません。
自分の能力を把握し、いつ使うのが効果的なのかを考えながら練習を行うことが必要だと思います。
今日でサイドステップとクロスオーバーステップがあることは知ることができましたね。
次はそれぞれの動作ができるように練習しましょう。
そしてそれぞれの動作をいつ使うのかを考えながら動きましょう。
このことを継続することでより効果的に動くことができ、パフォーマンスUPにつながると思います。
スタッフ(理学療法士):島津