縦カーブはなぜあんなに曲がる?

 

フォークボールでは回転数を減らすことで重力に抵抗しにくくなり、ボールが落ちるということをお話しました。

 

今日は縦のカーブボールが落ちる原理についてお話します。

 

カーブボールではストレートと反対でトップスピンがかかっています。

 

トップスピンではマグヌス効果によって下方向への力が発生し、それに重力も合わさることで下方向へ強い力が働くことになり、急激に落ちる変化が起きます。

 

縦に割れるカーブボールで有名なのがドジャースのカーショー投手だと思いますが、この投手が投げるカーブボールの回転軸は357°というデータが出ています。

 

ほぼ純粋なトップスピンがかかっているといえ、それだけボールには下方向への力が大きく働き、縦に大きく割れることができます。

 

前回お話したフォークボールは、回転数を下げることでボールに働く揚力が小さくなり、重力の自然落下によってボールが変化します。

 

一方で、縦カーブはボールにトップスピンをかけることで重力以外にもマグヌス効果が働いてボールが下方向にストンと落ちていきます。

 

カーブボールで縦の変化を大きくするためにはスピン量が多いトップスピンをかけられるかが重要になりますが、ボールの握り方は選手によって違うため、スピンの掛け方はそれぞれ異なるといえます。

 

個人的には中指を縫い目にかけてはじくようにしてリリースすると、トップスピンがかかりやすくなりますので参考にしてみてください。

 

スタッフ(理学療法士):芹田