ポップするボールの正体!マグヌス効果について

 

みなさん「マグヌス効果」という言葉をご存知でしょうか?

 

球種によって大きく差はありますが、ボールは回転をしています。

 

そのボールの回転に対してマグヌス効果が働き、ボールが落ちやすくなったり、反対に落ちにくくなったり(いわゆるノビのあるストレート)と様々な変化が起こります。

 

今日はこのマグヌス効果について説明させて頂きます。

 

ポップするボールの正体!マグヌス効果についてス効果について

 

上の図は投げたボールがバッター方向に向かって進んでいるものです。

 

右が投手側で左がバッター側です。

 

赤色がボールの回転方向を示していてこの図ではストレートで生じるバックスピンがかかっています。

 

バックスピンの方向に空気(青矢印)が引きずられるため、 引きずられた空気が流れていく側のスピードが大きくなります。

 

今回の図ではボールの上側の空気の速度が下側より速くなります。

 

そしてこのスピードが速いほどボールに対する圧力が小さくなり(ベルヌーイの定理といいます)、その圧力の差によってボールに垂直で上向きの力(揚力)が働くようになります。

 

ただ、ボールには重力など他にも様々な力がかかっているため、現実的にはボールがホップすることはなく、ノビのあるストレートになります。

 

藤川投手のストレートはテレビで見るとホップしているように見えてバッターが空振りすることがとても多いですが、きれいなバックスピンがかかってボールに生じている揚力が大きいことが一因だと思います。

 

スタッフ(理学療法士):芹田