新たなパフォーマンス数値「回転数」とは?

 

最近では、投手のパフォーマンスを回転数で表すことが多くなっています。

 

メジャーリーグではトラックシステムという機器を使ってボールの回転数を計測してその数値を公表しています。

 

ストレートでは回転数が多いことにより、リリースした直後の速度(初速)と終速の差が小さくなり、バッターからは球速以上に速く感じ、打ちづらいボールになるようです。

 

球速と回転数は相関関係に近い(球速が高い投手ほど回転数が多い)ようですが、中には球速が低くても回転数が多い投手もいます。

 

その代表的な選手が上原投手です。

 

球速としては140km/hほどですが、回転数は2600回転/分といわれており、メジャー(メジャー平均2200回転/分)でもトップクラスです。

 

ダルビッシュ投手の回転数は2485回転/分でMLB投手199名中の8位であったといわれていて、このデータを参考にしても上原投手の回転数の多さが際立ちます。

 

140km/hのストレートでメジャーの選手から空振りをとれる一つの要因だといえるでしょう。

 

新たなパフォーマンス数値「回転数」とは?

 

ここでみなさんが気になるのは回転数が高いボールを投げるためにはどうすればよいのかという点だと思います。

 

残念ながら今までの投球バイオメカニクスの研究では球速に着目したものが多く、回転数に関する報告はまだ少ないといえます。

 

その中でも一つ興味深い見解を挙げるとすれば、「指の動きが回転数に影響を与えている」という点です。

 

次回はその点にについてお話しいたします。

 

スタッフ(理学療法士):芹田