現代の子どもの運動時間

 

前回、子どもの運動発達が遅れていることをお伝えしました。

 

その背景には子どもの運動時間や生活習慣が深く関わっています。

 

では現代の子どもはどの程度、運動をしているのでしょうか?

 

日本体育協会スポーツ医・科学専門委員会やスポーツ庁は「毎日60分以上の運動」を推奨していますが、毎年スポーツ庁が調査をしている「全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」の2017年度の結果では、通学と体育の時間を除く1週間の運動時間が60分未満の子どもは小学生男子6.4%女子11.6%中学生男子6.5%女子19.4%で特に中学生女子で明らかに運動時間が足りていないことが判明しました。

 

一方、1週間の運動時間が1800分以上(1日平均3時間以上)の小・中学生もいる現状があり、部活動やスポ少での長時間の指導も問題視されています。

 

運動不足では筋力・バランス能力など身体の様々な機能低下や運動発達の遅延、肥満などによりケガをしやすかったり将来的に生活習慣病の発生率が高まることが知られています。

 

運動過多では同じ動作を繰り返すことによる若年性の疲労骨折や関節の障害が将来的に変形性関節症や脊柱管狭窄症を引き起こす要因になることが知られています。

 

よりよい成長を促進するために子どもに関わる大人が正しい知識を持って適切な運動時間を設けることが大切です。

 

スタッフ(理学療法士):妹尾