現代の子どもをとりまく環境~3つの間の変化~

 

〇現代の子どもの特徴

 

現代の子どもの体力・運動能力は(1985年前後をピークに低下傾向:赤)にあり、現代社会において深刻な問題となっています。

 

私たちが子どもの頃は日常生活や運動遊びをとおして自然に基本動作(走る・跳ぶ・投げるなど)を習得していたのですが、

 

現代は子どもをとりまく環境が変わってしまい基本動作を身につける機会が減少しています。

 

現代の子どもをとりまく環境 ~3つの間の変化~

〇子どもをとりまく環境とは?

 

先に述べた「昔とは変わってしまった子どもをとりまく環境」とは一体何でしょう?

 

それは・・・

 

時間

 

空間

 

仲間

 

の3つの間です。

現代の子どもをとりまく環境 ~3つの間の変化~

○時間

 

現代の子どもはテレビやゲーム、スマートフォンなど室内で遊んで過ごす時間が増えています。

 

また複数の習い事や塾に通っているため遊びに割く「時間」が失われています。

 

○空間

 

私たちが自由に遊んでいた空き地や田んぼは今もありますか?

 

おそらくほとんどの方が「ない」と思われるのではないでしょうか?

 

昔は当たり前のように出入りして遊んでいた空地にはビルやマンションが建ち、

 

公園も遊具の種類が減少し、「ボール使用禁止」、「大声禁止」などの規制がかかり、

 

子供が全力で楽しく遊べる空間が少なくっています。

 

○仲間

 

前述したように、現代の子どもは塾や習い事などで「時間」がないので、

 

必然的に一緒に遊ぶ仲間を募ることが難しいのです。

 

また、少子化により仲間の母数自体が少ないので、特に集団で遊ぶことが困難となっています。

 

このような環境の変化が子どもたちから遊ぶ機会を奪い、結果的に体力・運動能力が低下しているのです。

 

体力低下や未熟な基本動作の習得はスポーツにおける障害・外傷発生率の増大、日常生活への支障、

 

若年期からの生活習慣病のリスクなど様々な問題が懸念されています。

 

ではこの状況をどのように打開すればいいのでしょうか?

 

次回はその具体的な対策についてお伝えします。

 

スタッフ(理学療法士):妹尾