足関節捻挫は骨折する可能性がある?

 

前回は足関節捻挫も靭帯損傷であるということをお話しさせていただきました。

 


今回は足関節捻挫によって引き起こされる問題について説明します。

 


まず足関節捻挫は靭帯損傷とお伝えしましたが、強ければ「骨折」が起こる可能性もあります。

足関節捻挫は骨折する可能性がある?

 

みなさんは子どもと成人では捻挫をした時の骨折の仕方が変わるのを知っていますか?

 

子どもには骨端線というものが存在しており、男子では18歳ごろ、女子では16歳ごろまでに閉鎖すると言われています。

 

この骨端線が閉鎖する前に捻挫をすると靭帯へのストレスではなく、この骨端線部分にストレスが加わってしまします。

 

その結果、「剥離骨折」を起こすことがあります。

 

成人では骨端線が閉鎖していますので、捻挫をすると靭帯へストレスがかかります。

 

ここで注意しておかないといけないのは、成人であっても強く捻挫をすると骨折が起こることもあるということです。

 

皆さん振り返ってみてください。

 


選手が

 

「捻挫しました」

 

と言ってきたとします。

 


「捻挫なら大丈夫」と思っていませんか?

 

「冷やしとけば大丈夫」と言っていませんか?

 

「病院に行かなくても良い」と簡単に判断していませんか?

 


もし骨折していたらどうしますか?

 


剥離骨折をしていた場合に正しく対応しなければくっつかないままになり、一生痛みが続く可能性もあります。

 


成人でも骨折をそのままにしておくと偽関節になることもあり、これも痛みが続く原因になります。

 


足関節捻挫は基本「靭帯損傷」、しかし捻挫に伴い「骨折」の可能性もある

 

全てがこのようなものではなく、もちろん軽いものもあります。

 


しかし、そのもしもを考えると足関節捻挫を簡単に見てはいけません。

 


ここまでで足関節捻挫の怖さをお分かりいただけたのではないでしょうか?

 


次回も足関節捻挫後に引き起こされる問題点についてご説明しますね!

 

スタッフ(理学療法士):島津