エネルギーを効率よく作るために必要なビタミンのお話

前回はエネルギーとなる炭水化物、脂質と
筋肉や骨を作るために必要なたんぱく質のお話をしました。


今回は3大栄養素が効率よく体内で使われるように
サポートしてくれるビタミンについてお話をします。


一般の人よりもスポーツ選手では、
ビタミンの重要度がとても高くなります。

その理由をお話しします。


スポーツ選手では一般の人よりも運動量が多いため、必要エネルギー量が増えます。
そのため、エネルギー源となる炭水化物をたくさん食べますよね。


食べた炭水化物がエネルギーに変わるために必要になるのがビタミンB1です。

言葉ではわかりにくいと思うので、少し図で説明しますね。

アトリ_出雲市デイサービス

いくら炭水化物を摂取してもそれをエネルギーに変えるときに必要な
ビタミンB1も充足していないと意味がないということがわかりますね。


【摂取必要量】

では実際、どのくらい必要なのでしょうか。

厚生労働省の食事摂取基準2005では、1000kcalあたり0.54㎎を推奨量としています。

例えば、1日3000kcal程度のエネルギーを消費するスポーツ選手は、
1.62mg程度の摂取が必要です。


食材100gあたりのビタミンB1含有量が最も多いのは
豚肉ヒレで0.98㎎です。
家庭でよく使われるロースでは0.69㎎です。


このビタミンB1が不足すると、エネルギーが十分に作ることができず、
練習中にバテやすい」「筋肉痛になりやすい」「疲れが抜けにくい
などの症状がでてきます。


最近、運動後に疲れやすいと感じる方がおられたら、
それはビタミンB1が不足しているかもしれませんね。

エネルギーのもととなる炭水化物とそれを助けるビタミンB1を
食事でしっかり摂れるようにしましょう。


食事で十分な量を摂るのが難しい場合はサプリメントで補給して
あげてください。あくまでもサプリメントは補給ですよ。


また、激しい運動後にビタミンB群を含んだ栄養ドリンクを
飲むのも効果的です!


次回は、筋肉合成時に必要なビタミンのお話をします。

 

スタッフ(管理栄養士)山本