サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑥

サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑥

 

前回の背骨のお話の続きです。

 

背骨の機能がなぜ重要なのかについてはお伝えしておりますので、今回は背骨(胸椎)の柔軟性の確認方法の一つをご紹介させて頂きます。

 

以下の写真、説明文を参考に実施してみて下さい。決して無理はしないで下さい。

 

サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑥
サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑥

 

いかがでしたでしょうか??

 

今回は前回お伝えした生理的な背骨の弯曲と反対方向の動きが出せるのかを確認しています。

 

背骨(胸椎)については、前回お伝えしたように生活習慣や普段の姿勢、ストレスなどによっても柔軟性が低下しやすい部位です。

 

上記の確認方法はそのままセルフケアにも繋がりますので、無理のない範囲で深呼吸と合わせながら実施してみて下さい。

 

その他、確認方法や改善方法などを知りたい方は我々専門家にお任せ下さい。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

アスレティックトレーナー:松本康佑

 

サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑤

サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑤

 

突然ですが、サッカー選手の背骨をチェックしていますか??

 

脚ではなく、背骨ですか??と感じる方も多いかもしれません。

 

今回はサッカー選手において背骨の機能がいかに重要であるかという話をさせて頂ければと思います。

 

サッカー選手の背骨をチェックしていますか?⑤

 

まずは背骨の構造についてですが、写真のような3つの弯曲を構成しています。

 

この3つの弯曲が非常に重要です。

 

この弯曲により、

 

衝撃を吸収する(全体の約90%を担う)

 

•上半身や下半身の力を伝達する(全体として力を出す)

 

ことを可能とします。

 

この弯曲の崩れや柔軟性の低下が生じるとどうなるでしょうか??

 

上半身や下半身を多用するサッカー競技において、力の伝達がうまく行われずパフォーマンスは低下します。

 

また衝撃が背骨で吸収されないことで様々な関節や筋肉に負担が加わることにもなります。

 

したがって、サッカー選手において背骨弯曲背骨の柔軟性非常に重要なのです。

 

この背骨は、普段の姿勢や精神的なストレスなどによっても弯曲の崩れや柔軟性の低下が生じます。

 

そのため、普段のセルフケアが重要となります。

 

セルフケアの方法などを詳しく知りたい方は我々専門家にご相談下さい。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

アスレティックトレーナー:松本康佑

 

サッカーの柔軟性をどう考えるか?④

サッカーの柔軟性をどう考えるか?④

 

〜柔軟性とバランスとケガの関係性について〜

 

前回、柔軟性とバランスの関係性についてお話させて頂きました。今回は前回の内容にケガとの関係性も付け加えお話したいと思います。

 

まずは、下の写真を見比べてみて下さい。2枚の写真の違いに気付けますか?

 

写真①
*getty imagesより
写真① *getty imagesより
写真②
*getty imagesより
写真② *getty imagesより

 

・写真①は右脚の上にしっかりと頭が乗っている、

 

・写真②は左脚の位置から外側へ頭の位置がズレている、

 

写真②は右股関節が硬く、身体を大きく左方向へ傾けることで右脚を上げている(2枚の写真は足の上げ方が異なっている)。

 

ここで重要なのは身体を傾けることなく右脚を上げる能力があるのかということです。

 

サッカーの場合、相手選手との接触もあるので、自らが倒れないよう臨機応変に対応できる身体操作能力が重要となります。

 

したがって身体を傾けずに右脚を上げる能力、身体を傾けて右脚を上げる能力の両方が必要となります。

 

仮に身体を傾けないと右脚が上がらない状況を考えてみましょう。

 

身体を傾けないと右脚が上がらないのであれば、右脚を上げるために体幹を大きく使い身体を傾ける必要性が出てきます。

 

この動きが繰り返されることで、前回お話したようにバランスを崩したり、腰に痛みが生じたり、重心の落ちる位置が変わることで左膝などにも痛みが出てきたりもします。

 

つまり、右脚の股関節がかたいことで、バランスを崩し易く左の膝など他部位へも悪影響が生じることもあるのです。

 

特に腰や膝などの痛みは、腰や膝に根本的な原因がないことも多いとされています。

 

今回お話したようなリスクがあるのか確認したい方や改善方法・パフォーマンスを向上させたい方は我々専門家にご相談下さい。

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

アスレティックトレーナー:松本康佑

 

サッカーの柔軟性をどう考えるか?③

サッカーの柔軟性をどう考えるか?③

 

~柔軟性とバランスの関係性について~

 

あらゆるスポーツにおいて、柔軟性についての話は誰もが聞いたことがあると思います。

 

今回は少し視点を変えて、サッカーと柔軟性について考えてみたいと思います。

 

まずは下の写真をご覧下さい。

 

どちらの選手の柔軟性が低いと思いますか?

 

直接選手を評価した訳ではないのではっきりとは言えませんが、ゴールキーパー(右側の黄色のユニフォームの選手)の柔軟性が低いと感じる方が多いと思います。

 

ここで、観察して頂きたいのは、ゴールキーパーの姿勢がどうなっているのかということです。

 

右足が左の選手のように上がらないため、姿勢を崩し、頭部を含めた身体を傾けながら上げているのがわかるかと思います。

 

このシーンの後にゴールキーパーは転倒します。

 

サッカーの場合、一つ一つのプレーの切り替えが早いのが特徴的です。

 

毎回転倒する選手が切り替えの早いプレーが行えるでしょうか??

 

恐らく難しいと思います。

 

今回お伝えしたいことは、柔軟性が低いことで試合中に身体のバランスを崩し易くなることがあるということです。

 

すなわち柔軟性バランス関係性を頭に入れて頂けると嬉しいです。

 

*フットボールチャンネルからの引用
*フットボールチャンネルからの引用

 

身体のバランスを崩し易いということは、当たり負けし易い、ケガに繋がり易いということにもなります。

 

私は、柔軟性を向上させる目的何なのかと、選手自身がしっかりと考えながら取り組んでいくことが重要になると考えております。

 

改善方法やパフォーマンスを向上させたい方は我々専門家にご相談下さい。

 

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

アスレティックトレーナー:松本康佑

 

サッカーの競技特性とケガについて②

サッカーの競技特性とケガについて②

 

サッカーは、アマチュア、プロなどカテゴリーの違いにより競技時間が異なります。

 

私が専門に関わっている高校生年代を例にみると、夏のインターハイは70分ゲーム、冬の選手権は80分ゲーム(全国大会の決勝?準決勝は90分)、県のリーグは90分ゲームなど大会カテゴリーによっても競技時間が大きく異なるのが特徴です。

 

この競技時間とサッカーに発生するケガの関係性には相関があるとも言われています。

 

サッカーは前半、後半に分けられ、その間の総得点数を争うスポーツです。

 

図1Hawkins et al. 2001
図1Hawkins et al. 2001

 

Hawkinsら(図1)によれば、サッカーの前半、後半ともに終了時間(体力が低下してくる時間帯)に近づくにつれ、ケガの発生リスクが高まるという報告もされています。

 

すなわちサッカーでケガの発生を防ぐ為には、カテゴリーを念頭に置き、持久力的な要素も十分考慮することが大切になってきます(プロでは1試合12kmも走る選手がいることを考えても当然です)。

 

ここで想像してみて下さい。

 

疲労が蓄積してくると持久力に加え判断力なども低下してきます。

 

あわせて、筋力や柔軟性なども低下します。

 

また判断力の低下により動き出すタイミングの遅れ、状況判断力の低下により相手選手と身体接触する機会も増えます。

 

したがって筋力や柔軟性が低下している上に、相手選手との身体接触機会が増え、これらがケガの発生率上昇に寄与するということは容易に想像がつくかと思います。

 

サッカーに関するケガの発生を予防するためには、局所だけを捉えるのではなく、対象の選手が所属するカテゴリーや試合時間をしっかりと情報収集し、その競技時間に必要な持久的要素を強化することも大変重要となることも頭に入れて頂けると嬉しいです。

 

具体的な対応策につきましては我々専門家にお任せ下さい。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

アスレティックトレーナー:松本康佑

 

サッカーの競技特性とケガについて①

サッカーの競技特性とケガについて①

 

サッカーは、1チーム11人で戦い、得点を奪い競い合うスポーツです。

 

したがって同グラウンド上には合計22人の選手が存在することになります。

 

そのため、素早い判断力や、相手との接触に負けない身体の強さ、走っては止まる運動を繰り返す能力(間欠的持久力)などが求められるスポーツです。

 

また身体動作からサッカーを考えると、他競技と異なる大きな特徴はキック動作です

 

今回はサッカーの大きな競技特性と言える、このキック動作とケガの関係性について考えていきたいと思います。

 

まず、キック動作の種類ですが、インサイドキック、インフロントキック、インステップキック、アウトサイドキック、ヒールキックなどボールにインパクトを与える足の部位の違いにより名前、必要とされる可動性•筋肉が大きく異なります。

 

また、注目して頂きたいポイントは、全てのキック動作は下半身のみを使って行っているわけではないということです

 

サッカーの競技特性とケガについて①
サッカーの競技特性とケガについて①

 

写真のように、キック動作を行うには、上半身•体幹•下半身すなわち全身の柔軟性や筋力は勿論、これらが協調して働くことにより行われます

 

したがってこれらのどこか一部に異常が存在するとキック動作の質は低下し、身体に痛みなどが生じることが多いとされています。

 

特にサッカーで有名なのが、股関節周囲に出現する痛み(鼠径部痛症候群)です

 

この他、膝関節や腰部など股関節以外の部位にも痛みが生じることがあります。

 

これらの痛みは慢性化することが多いとされています。

 

そのため、パフォーマンス向上、障害予防を図る上では、キック動作に悪影響を与えている部位や機能を特定し、キック動作改善へ向けたアプローチを可能な限り早期から取り組むことが重要とされています。

 

アプローチの際のポイントとしては、肩甲骨周辺、背骨、胸周り、骨盤•股関節などの柔軟性が挙げられます。

 

パフォーマンス向上や、障害予防、痛みの改善を具体的に図りたい方は、我々専門家にお任せ下さい。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

アスレティックトレーナー:松本康佑