30秒でできる!ハムストリングスの効果的なストレッチ

30秒でできる!ハムストリングスの効果的なストレッチ

 

バスケを行ううえでパワーポジションを正しくとれることはとても重要です。

 

パワーポジションついては以前説明しましたのでそちらをご覧ください。

 

正しいパワーポジションをとるためには「股関節を使うことが重要」です。

 

では、どうやって股関節を使うのか。

 

股関節を使うためには骨盤を動かせるということが必要な要素です。

 

そして骨盤を動かすためには骨盤についている筋肉の柔軟性が必要になります。

 

その1つが今回お話する「ハムストリングス」です。

 

この筋肉の柔軟性が低下していると骨盤を動かすことができず、その結果、股関節を使うことが出来なくなります。

 

そのためハムストリングスの柔軟性を獲得しておくことはとても重要なことです。

 

では、どうやって行うのか。

 

今回は30秒でできる!効果的なストレッチをご紹介します。

 

まずは写真のように身体を前に倒して今の状態を確認してみましょう。

 

30秒でできる!ハムストリングスの効果的なストレッチ

 

自分の状態を把握したうえでストレッチをしていきます。

 

方法は

 

①まず足首を把持し、ももの前面と胸を付けます。

 

30秒でできる!ハムストリングスの効果的なストレッチ

 

②次にももと胸を離さないように気を付けながら膝を伸ばしていきます。

 

30秒でできる!ハムストリングスの効果的なストレッチ

 

③ももの裏側に伸びる感覚を感じたらそのまま30秒保持します。


(10秒×3セットでも大丈夫です)

 

これだけです!

 

簡単ですよね。

 

そしてこのストレッチは即時的に柔軟性を上げることが出来ます。

 

そのためモチベーションがあがり、継続することが可能です。

 


ストレッチ後にもう1度身体を前に倒して変化を実感してみてください。

 

ストレッチは正しい方法で継続することが重要です。

 


継続すれは筋肉は必ず反応してくれます。

 


ぜひ、継続していただきパフォーマンスの向上、ケガの予防につなげていただけたらと思います。

 


スタッフ(理学療法士):島津

 

子どもとのスキンシップで〇○が増す

子どもとのスキンシップで〇○が増す

 

子どもとスキンシップをとることで親と子どもの間に信頼関係が生まれます。

 

その理由として「オキシトシン」というホルモンが深く関わっています。

 

オキシトシンは別名「幸せホルモン」、「抱擁ホルモン」、「愛情ホルモン」、「信頼ホルモン」、「絆ホルモン」、「思いやりホルモン」など様々な呼び名があります。

 

読んで字のごとく、このホルモンはスキンシップが関係していることがわかりますよね。

 

従来、分娩時の子宮収縮や乳汁分泌を促す女性特有の機能に必須なホルモンとして理解されていましたが、様々な研究により男性にも普遍的に存在し乳幼児にも分泌されることがわかりました。

 

近年では、筑波大学の永澤らが「ヒトとイヌの絆の形成」について論文発表を行い、ヒトとイヌが見つめ合う、触れ合う事で両者のオキシトシン分泌が増加し信頼関係を深める要因であることがわかり海外でも注目を浴びました。

 

オキシトシンの効果として単に信頼関係を生むだけではなく、

 

ストレスの緩和

 

社交性の向上

 

学習意欲の向上

 

記憶力向上

 

免疫力向上

 

など様々な効能があります。

 

このオキシトシンを効率良く分泌するためには、ただ一緒に遊ぶだけでなく、目と目を合わせることや、肌と肌が触れ合うように工夫する必要があります。

 

「いないいないばー」や「あっぷっぷ」は子どもと目を合わせる遊びに適していますし

 

「コチョコチョ」や「高い高い」は子どもと直接触れ合う遊びに適しています。

 

また、子どもが抱っこを求めてきた場合には手をとめてすぐに受け入れることや、褒める・慰める時には抱きしめる、頭をなでるなど、これらは時間を特別とらずに日常的にできるので有効です。

 

子どもとスキンシップをとって信頼関係を作りましょう。

 

スタッフ(理学療法士):妹尾

 

ポップするボールの正体!マグヌス効果について

ポップするボールの正体!マグヌス効果についてス効果について

 

みなさん「マグヌス効果」という言葉をご存知でしょうか?

 

球種によって大きく差はありますが、ボールは回転をしています。

 

そのボールの回転に対してマグヌス効果が働き、ボールが落ちやすくなったり、反対に落ちにくくなったり(いわゆるノビのあるストレート)と様々な変化が起こります。

 

今日はこのマグヌス効果について説明させて頂きます。

 

ポップするボールの正体!マグヌス効果についてス効果について

 

上の図は投げたボールがバッター方向に向かって進んでいるものです。

 

右が投手側で左がバッター側です。

 

赤色がボールの回転方向を示していてこの図ではストレートで生じるバックスピンがかかっています。

 

バックスピンの方向に空気(青矢印)が引きずられるため、 引きずられた空気が流れていく側のスピードが大きくなります。

 

今回の図ではボールの上側の空気の速度が下側より速くなります。

 

そしてこのスピードが速いほどボールに対する圧力が小さくなり(ベルヌーイの定理といいます)、その圧力の差によってボールに垂直で上向きの力(揚力)が働くようになります。

 

ただ、ボールには重力など他にも様々な力がかかっているため、現実的にはボールがホップすることはなく、ノビのあるストレートになります。

 

藤川投手のストレートはテレビで見るとホップしているように見えてバッターが空振りすることがとても多いですが、きれいなバックスピンがかかってボールに生じている揚力が大きいことが一因だと思います。

 

スタッフ(理学療法士):芹田

 

日本の子どもの自己肯定感

日本の子どもの自己肯定感

 

自己肯定感とは自分の長所も短所も含めて自分を認めることができるポジティブな感情です。

 

「自分には存在価値がある」「誰かに必要とされている」「やればできる」など、前向きな気持ちで自分を信じ、何事にも挑戦することができる心の土台となります。

 

その自己肯定感が現代の日本の子どもは低下しているといわれています。

 

実際に「子ども・若者白書」の調査結果では

 

「自分自信に満足している」 日本45% 諸外国79%

 

「自分には長所がある」 日本68% 諸外国86%

 

「将来への希望がある」 日本61% 諸外国87%

 

と日本の子どもの自己肯定感が諸外国に比べて低いことがわかっています。

 

この背景の要因として「親の愛情」があります。

 

子どもの自己肯定感の土台は0~6歳の間に構築され、この間に親が子どもにいかに愛情を注げるかがポイントです。

 

ネガティブな言葉で子どもと接したり、否定や虐待を受けた子どもは自分の存在価値が見いだせなくなり自己肯定感が低くなります。

 

そのような環境で育つと、劣等感が強い、他人との関わりが苦手、自分の意見を言えない、すぐに飽きらめるなどネガティブ要素の強い子どもに育ってしまいます。

 

現代の日本は核家族、共働きで大人が子どもと接する時間が少ないのが現状です。

 

次回は少ない時間の中で自己肯定感を高めるためにどのような接し方をすればいいのかをお伝えします。

 

スタッフ(理学療法士):妹尾

 

回転数を高めるために重要なのは指

回転数を高めるための重要なポイント

 

近年、投手のパフォーマンスをはかる指標として球速だけでなく、回転数を使うことが多くなりました。

 

一般的に球速が速い投手ほど回転数が高く、メジャーリーグのトップクラスでは1分間に2300~2500回転もしているといわれています。

 

しかし、中には球速が速くなくても回転数が高いストレートを投げる投手もいます。

 

代表的なのが、メジャーで活躍した上原投手で球速は140km/hほどですが回転数は2600回転もあります。

 

回転数を高めるための重要なポイント

 

キレやノビのあるストレートと表現されるストレートを投げる投手はこの回転数が高く、球速以上にバッターは速く感じるようです。

 

回転数を高めるためにはいくつかポイントがありますが、特に重要なのが指の動きです。

 

今日はその点についてお話しします。

 

リリース直前の指の動きを見てみると人差し指と中指でボールを強く押しこんでいます1)。

 

よく「スナップをきかせて投げる」といわれますが、それでは手首だけの動きが強調されてしまい、回転数を高めるには不十分です。

 

また、リリース直前でただボールを押し込むだけでなく、人差し指と中指の第1関節と第2関節は反り返る方向に動いています2)。

 

この指のしなりがあることでより強くボールを押し込むことができるといえます。

 

成書では、第一・第二関節は真っ直ぐまでしか伸びないと記されていますが、関節のゆるみがあるために反る動きが多少出ます。この反る動きがとても重要です。

 

自宅でも簡単に行えるエクササイズとしては、人差し指と中指の第1・第2関節を反った状態で机を押すトレーニングがオススメです。

 

1) Kinoshita.H et al:Finger forces in fastball baseball pitching.Hum Mov Sci,2017
2) Jon Hore et al:Skilled throwers use physics to time ball release to the nearest millisecond.J Neurophysiol,2011

 

スタッフ(理学療法士):芹田

 

 

10秒でできる!選手全員でまとめて足首の柔軟性チェック

 

足首の柔軟性が大事というお話を前回させていただきました。

 

選手のみなさん!

 

自分は足首の柔軟性が十分にあるのかをチェックしていますか?

 

指導者の皆さん!

 

選手に足首の柔軟性をチェックするように伝えていますか?

 

選手は自分の状態、指導者は選手の状態がどのような状態なのかを把握しておくことはとても重要なことです。

 

しかし現場目線でいうと

 

「練習時間が削られてしまう」

「専門家に見てもらわないとできない」

「方法が分からない」

 

などのマイナス的な思いもあると思います。

 

そんな方にもチェックして頂けるように今回は簡単に出来るチェックの方法をお伝えします。

 

この方法の特徴は

 

・10秒でできる

・全員一斉にできる

・方法さえ知っていれば誰でもチェックできる

 

これならできそう!思った方も多いのではないでしょうか。

 

このテストは「しゃがみ込みテスト」と言います。

 

10秒でできる!選手全員でまとめて足首の柔軟性チェック
10秒でできる!選手全員でまとめて足首の柔軟性チェック

 

①足を揃えて立つ

 

②手を前に伸ばしてそのまましゃがみ込む

 

この状態で後方へ倒れることなくしゃがみ込むことが出来たら最低限足首の柔軟性は獲得できています。

 

この方法であれば全員で一斉にチェックできるうえに時間もかかりません。

 

ぜひ試していただき、継続してチェックして頂けたらと思います。

 

もちろんチェックだけではなく、ストレッチをして柔軟性の改善を目指してくださいね。

 

スタッフ(理学療法士):島津

 

親の愛情が子どもの脳に与える影響

親の愛情が子どもの脳に与える影響

 

これまで子どもの発達について運動や生活習慣の観点からお伝えしてきました。

 

今回からは親の愛情がどのような影響を及ぼすかについてお伝えしようと思います。

 

親の子どもに対する愛情表現として抱きしめる、キスをする、頭をなでる、手をつなぐなど様々な表現方法があります。

 

また、子どもがチャレンジし成功したときは褒める

 

失敗したときはなぐさめ、同じ失敗を繰り返さないように一緒に解決策を考える

 

イタズラやウソをついた時には放任せずに叱る

 

といった事も愛情表現の1つです。

 

これらの親からの愛情が欠けている子どもにはどのような影響があるのでしょうか?

 

ハーバード大学のJack Shonkoffによると、0~3歳に時期に脳のシナプス(神経の情報を伝達する部分)形成の80%が完成し、この形成に最も貢献しているのが親との愛情交流だと提言しています。

 

また、親の愛情が子どもの脳に与える影響についてMRI比較をしたワシントン医科大学のJoan Lubyの研究によると

 

普段から親の愛情を感じていない子どもは、そうでない子どもに比べ約10%ほど海馬(記憶や空間学習能力を司る部分)が小さかったと報告しており、

 

親の愛情は子どもの脳の発達に深く関与していることがわかっています。

 

次回は親の愛情と子どもの心についてお伝えします。

 

スタッフ(理学療法士):妹尾

 

新たなパフォーマンス数値「回転数」とは?

新たなパフォーマンス数値「回転数」とは?

 

最近では、投手のパフォーマンスを回転数で表すことが多くなっています。

 

メジャーリーグではトラックシステムという機器を使ってボールの回転数を計測してその数値を公表しています。

 

ストレートでは回転数が多いことにより、リリースした直後の速度(初速)と終速の差が小さくなり、バッターからは球速以上に速く感じ、打ちづらいボールになるようです。

 

球速と回転数は相関関係に近い(球速が高い投手ほど回転数が多い)ようですが、中には球速が低くても回転数が多い投手もいます。

 

その代表的な選手が上原投手です。

 

球速としては140km/hほどですが、回転数は2600回転/分といわれており、メジャー(メジャー平均2200回転/分)でもトップクラスです。

 

ダルビッシュ投手の回転数は2485回転/分でMLB投手199名中の8位であったといわれていて、このデータを参考にしても上原投手の回転数の多さが際立ちます。

 

140km/hのストレートでメジャーの選手から空振りをとれる一つの要因だといえるでしょう。

 

新たなパフォーマンス数値「回転数」とは?

 

ここでみなさんが気になるのは回転数が高いボールを投げるためにはどうすればよいのかという点だと思います。

 

残念ながら今までの投球バイオメカニクスの研究では球速に着目したものが多く、回転数に関する報告はまだ少ないといえます。

 

その中でも一つ興味深い見解を挙げるとすれば、「指の動きが回転数に影響を与えている」という点です。

 

次回はその点にについてお話しいたします。

 

スタッフ(理学療法士):芹田

 

ハンズアップと足首の柔軟性の関係

ハンズアップと足首の柔軟性の関係

 

バスケットボールでは足関節捻挫が頻発することもあり、足首の柔軟性が低下している選手が多いように思います。

 

以前パワーポジションの記事で足首の柔軟性低下はパワーポジションをとった際に後方重心になるということをお伝えしました。

 

ハンズアップはパワーポジションでさらに手を上げるという動作です。

 

後方重心の状態で手を上げるとどうなるでしょうか?

 

さらに重心が後方へ移動してしまうのが想像できると思います。

 

このような状態では

 

・手を上げることが出来ない

・体幹を大きく倒して腰を反る

・膝を内側に入れる       などなど

 

パフォーマンス低下やケガのリスクを上げることにつながります。

 

これでは練習の効率も下がってしまいます。

 

バスケ動作において足首の柔軟性はとても重要です。

 

そのためまずは足首の柔軟性をチェックし、柔軟性を改善させるようにしましょう。

 

その結果、練習の効率も上がりケガのリスクを下げることにもつながります。

 

次回は足首の柔軟性をチェックする方法をお伝えします。

 

スタッフ(理学療法士):島津

 

日本とアメリカの学童スポーツの違い

日本とアメリカの学童スポーツの違い

 

日本では小学生でスポーツクラブに所属すると、その競技しか行わない傾向があるかと思います。

 

スポーツ競技が盛んなアメリカでは夏場は野球、冬場になると野球は行わずにアイスホッケーをやるといったように、小さいときは色々なスポーツを経験させて学年が上がってから専門的にスポーツを行う場合が多いようです。

 

日本のように一つのスポーツばかりを行っていると、スポーツ特有の動作を繰り返し行うことになり、体一部分への負担が大きくなり、ケガを起こしやすくなります。

 

また、最近の学童野球では大会数が増えていて体を休める暇もなく、冬場も関係なく年中試合をしている印象があります。いくら理想的な投球動作を習得したとしても投げる頻度が多ければ、オーバーユースの故障につながってしまいます。

 

使いすぎによる故障を防ぐためには投球制限などのルール改正やオフシーズンを設けるなど環境整備が必要不可欠だと思います。

 

スタッフ(理学療法士):芹田